shingoushori's dialy

音信号処理を専ら研究していた元博士後期課程の学生によるメモ

ハイレゾオーディオ技術読本

ハイレゾオーディオ技術読本」を大学生協で購入しました.
安田彰,岡村喜博著,オーム社出版.
購入の決め手は,2点.

  • ΔΣ変調の解説が詳しい.信号処理のみならず,回路の切り口があるのが好印象.
  • オーディオフォーマットの解説が詳しい.特にDSDの紹介が珍しい.

オーム社のページ

ディジタル信号処理の導入も,コンパクトで読みやすかった.
オーディオにこだわりを持ってる学生さんに,特におすすめしたいです.

セブンイレブンのいちご練乳氷 果肉入りいちごソース

夏です。コンビニに並ぶかき氷のラインナップが増える時期がきました。

その中でも私が特に気に入っており、おすすめしたいのが、

セブンイレブンの「いちご練乳氷 果肉入りいちごソース」です。

 

ソースのほどよい濃厚さと、氷の繊細さ、そしてたっぷりの練乳。

すばらしい逸品です。

Mathematica 9 での ImplicitPlot の代替策 → フォルマント分布図

陰関数を用いてプロットできる関数"ImplicitPlot"が,
Mathematica 9で使えなくなっていることに気づいた.

↓こちらの記事によると,「関数"ContourPlot"を用いよ」とのこと.
アップグレード情報:Graphics`ImplicitPlot`

とりあえず,ImplicitPlotをContourPlotに書き換えれば良さそう.

 

気づいたきっかけは,拓殖大学幹教授が公開なさっている,
フォルマント分布図の再描画を試みたこと.
私が書き換えを試したところ,ひと工夫必要であった.

 oval[cx0_, cy0_, ca_, cb_, c_] := (((cx - cx0) Cos[c] - (cy - cy0) Sin[c])/
      ca)^2 + (((cx - cx0) Sin[c] + (cy - cy0) Cos[c])/cb)^2;
formant = ContourPlot[{
   oval[500, 900, 260, 100, -Pi .37] == 1,
   oval[335, 1250, 340, 105, -Pi .47] == 1,
   oval[290, 2500, 700, 85, -Pi .505] == 1,
   oval[525, 2250, 600, 105, -Pi .47] == 1,
   oval[900, 1400, 540, 160, -Pi .33] == 1},
  {cx, 0, 1400}, {cy, 0, 3500}, AspectRatio -> 1, PlotPoints -> 100]

論文・文献徘徊メモ 140504-1 Split-Radix FFT / 基数分解FFT

FFT(fast fourier transform,高速フーリエ変換)といえば,

FFT点数を2のべき乗とするのが,常套手段です.

が,4のべき乗がさらに効率がよい.

 

FFTルーチンの概略と使い方 大浦拓哉
http://fe.math.kobe-u.ac.jp/Movies/cm/2006-03-sd-2-ooura.pdf

FFT アルゴリズム ブライアン・ガウ,とみながだいすけ訳
http://www.cbrc.jp/~tominaga/translations/gsl/fftalgorithms.pdf

1.2 Cooley-Tukey 型 FFT
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~ooura/fftman/ftmn1_24.html

 

(2014/5/7 追加)
Split Radix FFT
https://moodle.yokkaichi-u.ac.jp/mod/page/view.php?id=11530

 

Mac OS X 10.9.2 Mavericks で Octave が動かなくなった

Mac OS X 10.9.2 Mavericks で Octave が動かなくなった
おそらく,10.9.2 にアップデートした時点で動かなくなったのだと思う
ついでに,MacPortsのselfupdateも通らない有様 ...

 

いろいろなブログをはじめとした情報を参考に試したが,
結局のところ,Octaveを動かすことだけに絞れば,
やるべきことは,ただ
XQuartz と AquaTerm の再インストールであった.

Raspberry Pi をはじめた

いつだったかも忘れるほど以前に、Raspberry Piを購入していた.
それを、ようやく火を入れることにした.
きっかけとしては,在籍する電気通信大学Mathematicaの学生ライセンス契約が,
2014年度より,学内ネットワーク環境下のみでの使用可となる...
という話を耳にしたからである.

 

さて,Raspberry Piのセットアップに必要なのは,
SDカードにRaspberry Pi用のUnixディストリビューションを入れる.それだけのようだ.

今回は,Mathematicaを目当てにRaspbianに決めた.
Mathematicaが提供される前であれば,ubuntu for Raspberry Piを入れたと思う.研究室と自宅Unix機はubuntuなので.

 

さて,環境はMacOS10.9.2である.
いくらか方法はあるようだが,
Raspbian Debian Wheezyを,RPi-sd card builder で入れてみた.
拍子抜けするほど、簡単に完了してしまった.

そして,しっかりはじめからMathematicaが入っていた.感動した.

 

参考にしたサイト、書籍

Raspberry Pi初心者のためのOS別セットアップガイド
MacでRaspberry Pi用のOSをSDにインストールするメモ
Raspberry Piをはじめよう

Linuxの,コマンドライン上での音ファイル再生にまつわる,オーディオデバイス選択の覚書

まず,コマンドライン上で音ファイル再生する手段について.

あたりのコマンドで行うことになりそうだ.
検索して得られる情報数が,この順番という印象.

playは,soxのコマンドを別名で呼び出せるようにしてあるものらしい.
今回タイトルにあげている,オーディオデバイスの選択は,
親玉soxでやるほうがよさそう.

aplayの"a"は,どうやらALSAの"a"のよう?

mplayerは,The Movie Playerらしい.ということで,とりあえず放置.

 

さて,soxでオーディオデバイスを選択して再生する方法である.
hoge.wav を,振幅をx0.2として,alsaの番号1のポートから再生するとき,

sox -v .2 hoge.wav -t alsa hw:1,0

という具合で実現できた.
設定する番号の候補は,

cat /proc/asound/modules

で確認できそう.

 

aplayでは,

aplay hoge.wav -D fugadevice

といった感じになる.
ここで,fugadeviceにあたる文字列は,

aplay -L

で羅列される候補から選択する.
この候補が厄介なことに,現在接続されているかは無関係に羅列されているようにみえる.
狙いのポートを発見するのに手間取りそうだ.