shingoushori's dialy

音信号処理を専ら研究していた元博士後期課程の学生によるメモ

整数の逆数、その2進数表現

1から16までの整数の逆数を、2進数で表現してみた.

<ソースコード>

digits=16;
max=2^(digits-1);

for hoge=1:16
disp([num2str(hoge,'%02d') ' ' dec2bin(hoge,digits) ' ' dec2bin(round(max/hoge),digits)]);
end

<算出結果>

01 0000000000000001 1000000000000000
02 0000000000000010 0100000000000000
03 0000000000000011 0010101010101011
04 0000000000000100 0010000000000000
05 0000000000000101 0001100110011010
06 0000000000000110 0001010101010101
07 0000000000000111 0001001001001001
08 0000000000001000 0001000000000000
09 0000000000001001 0000111000111001
10 0000000000001010 0000110011001101
11 0000000000001011 0000101110100011
12 0000000000001100 0000101010101011
13 0000000000001101 0000100111011001
14 0000000000001110 0000100100100101
15 0000000000001111 0000100010001001
16 0000000000010000 0000100000000000

ハイレゾオーディオ技術読本

ハイレゾオーディオ技術読本」を大学生協で購入しました.
安田彰,岡村喜博著,オーム社出版.
購入の決め手は,2点.

  • ΔΣ変調の解説が詳しい.信号処理のみならず,回路の切り口があるのが好印象.
  • オーディオフォーマットの解説が詳しい.特にDSDの紹介が珍しい.

オーム社のページ

ディジタル信号処理の導入も,コンパクトで読みやすかった.
オーディオにこだわりを持ってる学生さんに,特におすすめしたいです.

セブンイレブンのいちご練乳氷 果肉入りいちごソース

夏です。コンビニに並ぶかき氷のラインナップが増える時期がきました。

その中でも私が特に気に入っており、おすすめしたいのが、

セブンイレブンの「いちご練乳氷 果肉入りいちごソース」です。

 

ソースのほどよい濃厚さと、氷の繊細さ、そしてたっぷりの練乳。

すばらしい逸品です。

Mathematica 9 での ImplicitPlot の代替策 → フォルマント分布図

陰関数を用いてプロットできる関数"ImplicitPlot"が,
Mathematica 9で使えなくなっていることに気づいた.

↓こちらの記事によると,「関数"ContourPlot"を用いよ」とのこと.
アップグレード情報:Graphics`ImplicitPlot`

とりあえず,ImplicitPlotをContourPlotに書き換えれば良さそう.

 

気づいたきっかけは,拓殖大学幹教授が公開なさっている,
フォルマント分布図の再描画を試みたこと.
私が書き換えを試したところ,ひと工夫必要であった.

 oval[cx0_, cy0_, ca_, cb_, c_] := (((cx - cx0) Cos[c] - (cy - cy0) Sin[c])/
      ca)^2 + (((cx - cx0) Sin[c] + (cy - cy0) Cos[c])/cb)^2;
formant = ContourPlot[{
   oval[500, 900, 260, 100, -Pi .37] == 1,
   oval[335, 1250, 340, 105, -Pi .47] == 1,
   oval[290, 2500, 700, 85, -Pi .505] == 1,
   oval[525, 2250, 600, 105, -Pi .47] == 1,
   oval[900, 1400, 540, 160, -Pi .33] == 1},
  {cx, 0, 1400}, {cy, 0, 3500}, AspectRatio -> 1, PlotPoints -> 100]

論文・文献徘徊メモ 140504-1 Split-Radix FFT / 基数分解FFT

FFT(fast fourier transform,高速フーリエ変換)といえば,

FFT点数を2のべき乗とするのが,常套手段です.

が,4のべき乗がさらに効率がよい.

 

FFTルーチンの概略と使い方 大浦拓哉
http://fe.math.kobe-u.ac.jp/Movies/cm/2006-03-sd-2-ooura.pdf

FFT アルゴリズム ブライアン・ガウ,とみながだいすけ訳
http://www.cbrc.jp/~tominaga/translations/gsl/fftalgorithms.pdf

1.2 Cooley-Tukey 型 FFT
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~ooura/fftman/ftmn1_24.html

 

(2014/5/7 追加)
Split Radix FFT
https://moodle.yokkaichi-u.ac.jp/mod/page/view.php?id=11530

 

Mac OS X 10.9.2 Mavericks で Octave が動かなくなった

Mac OS X 10.9.2 Mavericks で Octave が動かなくなった
おそらく,10.9.2 にアップデートした時点で動かなくなったのだと思う
ついでに,MacPortsのselfupdateも通らない有様 ...

 

いろいろなブログをはじめとした情報を参考に試したが,
結局のところ,Octaveを動かすことだけに絞れば,
やるべきことは,ただ
XQuartz と AquaTerm の再インストールであった.

Raspberry Pi をはじめた

いつだったかも忘れるほど以前に、Raspberry Piを購入していた.
それを、ようやく火を入れることにした.
きっかけとしては,在籍する電気通信大学Mathematicaの学生ライセンス契約が,
2014年度より,学内ネットワーク環境下のみでの使用可となる...
という話を耳にしたからである.

 

さて,Raspberry Piのセットアップに必要なのは,
SDカードにRaspberry Pi用のUnixディストリビューションを入れる.それだけのようだ.

今回は,Mathematicaを目当てにRaspbianに決めた.
Mathematicaが提供される前であれば,ubuntu for Raspberry Piを入れたと思う.研究室と自宅Unix機はubuntuなので.

 

さて,環境はMacOS10.9.2である.
いくらか方法はあるようだが,
Raspbian Debian Wheezyを,RPi-sd card builder で入れてみた.
拍子抜けするほど、簡単に完了してしまった.

そして,しっかりはじめからMathematicaが入っていた.感動した.

 

参考にしたサイト、書籍

Raspberry Pi初心者のためのOS別セットアップガイド
MacでRaspberry Pi用のOSをSDにインストールするメモ
Raspberry Piをはじめよう